ペルーPart3
2019/06/03
阪根先生のおじい様(天野芳太郎氏)が設立された天野博物館です。
古いアンデス文明。中でもチャンカイ文明に特化した織物、刺繍、染物など沢山の展示品が陳列されています。
もちろん、その他にも出土された生活用品や装飾品など山の様に沢山ありました。
特に私が興味を持ったものが装飾品、服飾品です。
※ごめんなさい。
作品の写真は他の博物館の物です。天野博物館の作品は検索して頂くと沢山のお写真があります。
実は大学は服飾美術を専攻していて…
こんな技術が紀元前に既に存在してたなんて、とても信じられません。
さらに、今再現しようと思ってもかなり難解です。
もちろん、機械でパターン化したら出来るとは思いますが…
それにしても、この時代は全て手作業です。
興味の共通した雲さんと首をかしげなら「どうやるんだろうね〜?」ってしばらく側を離れられませんでした。
だって、レースの様な糸で編み物じゃなくて織物。
「ええ〜!不思議」
レースよりも細い糸で織った布を絞り染め。
「そんなに薄い布では絶対に色が滲むはず」
しかも未だに色鮮やかです。
「何千年と経っても色がほとんど褪せてない!ってどういうこと」
リバーシブル!?三重織り⁇
ただただ、どうしたら⁇⁇⁇
だけの残る作品たちばかりでした。
それと、模様の意味。
凄い哲学的な深い意味を持ってる様です。
文字を持たない文明とのことです。文字を持たない文明は遅れている。といわれてるそうですが…
実は通信はデジタルが既に存在してたとのことなんです。
紐の結び方で数字を表しそれを組み合わせて通信に活用してる。
「そんな文明があったなんて… 」
そして、もう一つ興味深いのが、日本と同じ八百万信仰だったということです。
「なんとなく感じる同じもの…」
阪根先生から飛び出す知識には驚かされるばかりでした。
また、次々私たちの為にいろんなサプライズをご用意頂き、この場をお借りして感謝致します。
ありがとうございました。
まだまだ、阪根先生はチャンカイ遺跡の発掘、研究は続けていらっしゃるそうで、今後新たな画期的な発見があるかも知れません。
人類の根源が変わる様なことも…
もし、ペルー🇵🇪リマへお立ち寄り際には天野博物館へ足をお運び下さい。
人生観が変わります。